2019年で10周年を迎えたVOLCOM PIPE PRO 2019は、ハワイ・オアフ島・ノースショアにある世界に名高いバンザイパイプラインで無事終了しました!
このイベントには世界中から144名ものトップサーファーが集結し、1月29日から2月10日のオフィシャルウェイティングピリオドを設け13日間の間でベストなコンディションで開催されました。
2月5日に開催されたファイナルデイでは、ウェスタンオーストラリア出身の21歳Jack Robinsonが6-8フィート、ウェストノースウェストスウェルのパイプライン、バックドアで素晴らしいパフォーマンスを披露し優勝に輝きました。
「世界のトップに立てました。パイプの優勝で1年をスタートできるなんて。今シーズンは自信を持って戦えます。これ以上のスタートはありませんね。」とJack Robinsonは語った。
「これは1年を通して最も難しいコンテストです。パイプラインは人を選ぶ気がします。波が来たら、コンテストに勝つためには決めなければならない。でも準備が出来ていても、波が自分の所に来なければダメなんです。みんな会場に応援に来てくれてありがとう。父や友達、彼女がいなければ、優勝をすることは出来なかったと思います。」と続けた。
Jack Robinson
ファイナルのメンバーはJack Robinson、ノースショアをホームとするBarron Mamiya、オーストラリア出身のReef Heazlewood、VOLCOMチームライダーとして初めてファイナリストとなったパイプチャージャーBalaram Stackの4名。
Jack Robinsonは序盤にバックドアの波で7.00ポイントを叩き出し、Barron Mamiyaは7.50ポイント、Heazlewoodはエクセレントスコアーの8.00を叩き出しリードするが、Jack Robinsonはバックドアボムの波で再び7.87ポイントを叩き出し勝利を掴んだ。Jack RobinsonはファイナルデイのRound 5ではパーフェクト10を含む19.57をスコアした。
Barron Mamiya
Barron Mamiyaは、セミファイナルでスコアしたパーフェクト10ポイントでBanzai Bowl “Life in the Bowl”ベストバレルアワードを獲得。
「優勝は出来なかったですが、素晴らしい一日で、3つの本当に素晴らしいヒートがありました」と惜しくも2位となったBarron Mamiyaは語った。
「パイプラインは僕にとって本当に特別な波なんです。僕はいつもJohn (John Florence)、Jamie (O’Brien)、Kelly (Slater)のような素晴らしいサーファーを見て常に勉強しています。去年は辛い年を過ごし、本当にヒートに勝てませんでしたが、これは大きな自信を与えてくれるものであり、この結果をバックアップし続けるつもりです。」と続けた。
Reef Heazlewood
Balaram Stack
パイプラインの最も注目すべきウィンターシーズンのチャージャーの1人であるBalaram Stackは、セミファイナルでは終了間際に掴んだ波で初のQSファイナルをメイク。ニューヨークで生まれ育ったBalaram Stackはウィンターシーズンを数え切れないほどノースショアで過ごし夢を叶えた。
「これは私の期待を超えるものでした。初のQSファイナルをみんなで共有出来て最高です。」とBalaram Stackは語った。
LtoR Balaram Stack,Reef Heazlewood,Barron Mamiya and Jack Robinson
ノースショアをホームとするKalani DavidはTodd Chesser Chargerイベントアワードを獲得した。
VOLCOM PIPE PRO – DAY 3 RECAP
VOLCOM PIPE PRO – DAY 2 RECAP
VOLCOM PIPE PRO – DAY 1 RECAP
VOLCOM PIPE PRO CHAMPIONS
- 2019 – Jack Robinson (AUS)
- 2018 – Josh Moniz (HAW)
- 2017 – Soli Bailey (AUS)
- 2016 – Kelly Slater (USA)
- 2015 – John John Florence (HAW)
- 2014 – Kelly Slater (USA)
- 2013 – John John Florence (HAW)
- 2012 – John John Florence (HAW)
- 2011 – John John Florence (HAW)
- 2010 – Jamie O’Brien (HAW)