エイプリルフールの4月1日に嘘みたいなイベントが銀座で開催された。
銀座4丁目にあるビル一棟で24時間だけ許可をもらってアーティストがスクワッドするというこの企画。
元々このビルの案件は僕のところに降ってきてアートビルを作る企画を進めていたが、3月21日に途中で様々な問題が起きてしまってイベント自体を断念しなければならない局面に直撃してしまった。そんなときビルの4階のキュレーションを頼んでいたHouxo Que(以下Q)が、やれる場所はあるのだからなにかやろうと立ち上がった。
当初は4月5日から9日までアートイベントを企画していたが、僕の中でスピンオフとも言えるこのイベントはエイプリルフールの4月1日にやろうとなった。
そしてイベントの主宰をQに託し、Qの企画が始まった。まずビルのオーナーさんとQの打ち合わせでなにができるかを話した。その時にQからのアイデアで、まずオールナイトでイベントがしたいとの要望がでた。正直僕は無理だろうなっと思ったらオーナーさんは意外と別にいいですよっと了承してくれた。Qはまずオールナイトの許可をもらい、最終的は昼の2時から開けて次の日の昼2時までの24時間イベントを提案して許可をもらい嘘みたいな企画が始まった。
4月1日14時から4月2日14時までの24時間限定のこの企画はGINZA 24H SQUADと名付けられた。開催まで実質1週間強しかなかったが、Qの降った旗の下にはどんどんQの周りの現代アーティスト達が集まってきて急ピッチで準備していった。結果最終的にはDJ、VJなど含めた参加アーティストは30組以上になった。特にクライアントもいない中で自分が好きなことを作って行くアートイベントは、twitter上で#G24Sのハッシュタグでアーティストからどんどん膨らんでいき、開催前には既にインターネット状で注目を集めていった。
↑2日後に開催を控える3月30日の銀座の現場。
ただ何か表現をしたくて集まってくるアーティストの連鎖は、2014年に開催された#BCTIONを思い出させてくれた。
そして、皆が嘘をつくエイプリルフールに嘘みたいなイベントは始まった。
狂ったディスプレイの量のDJブース、動画を切り売りする動画屋、24時間英語を勉強する部屋、24時間合コンをする部屋、8時間DJ耐久テスト、紙で作ったフリービール、屋上には脳みそとおっぱい。などなどよくわからないコンテンツもり沢山のこのイベントは結果、場所も公開されていない非公開のイベントなのに24時間で約800人の来場を記録した。
写真の記録↓
エイプリルフールは嘘みたいことを実現させる日になった。
Qお疲れさま!最高な嘘みたいなイベントだったよ!
#G24S
true to this
joji