VOLCOMのグローバルサプライチェーンVPであり、コンプライアンス・プログラム責任者の“Big Tony Alvarez”(右)と私たちが契約するオーガニックコットンファーマー(左)
VOLCOMは2018年2月、公正労働協会(Fair Labor Association:FLA)の“加盟ブランド”を経て、“公認メンバー”になることが同協会により正式に可決されました。これはVOLCOMが2014年以来確立してきた目標が、達成されたという成果であり、過去12年の間、同協会の推進する社会的コンプライアンス・プログラムに忠実に力を入れてきたことの証です。
VOLCOMのようなFLAに参加する企業は、公正な労働と責任ある調達(および/または生産)の10原則を遵守し、サプライチェーンにおけるFLA職場行動規範を支持することに同意しています。行動規範は、国際労働機関(ILO)の基準に基づいており、企業の財を生産する労働者を保護しようとしています。ブランドは加盟メンバーとしてサインインすることができますが、FLAの公認メンバーになるためには、長年のサプライチェーンにおける実装が必要となります。
この基準は、グローバルサプライチェーンにおけるきちんとした人道的労働条件を達成し、無差別、強制労働、児童労働、報酬、労働時間などの重要な問題に取り組むことを目指しています。
2014年、VOLCOMはFLAの加盟メンバーになりました。FLAは、「労働者が基本的なニーズに対する賃金、昇給するための訓練を受けていること、そしてVOLCOMがそれを達成することを助ける職場行動規範とコンプライアンスの基準を提供しました。それらは、彼らの人生をより良くするだけでなく、尊厳と敬意をもって扱われるべきことです。」と述べています。
実施期間中、VOLCOMのP.A.S.S.(生産と社会的安全)チームは、FLAと協力して以下の活動を行っています。
・職場基準の採択と伝達
・従業員を訓練して違反問題を顧み修復する
・施設の内部査定を実施する
・労働者に内密な報告ルートを提供する
今年2月、FLAの公認可否投票のためにワシントンを訪れた後、VOLCOMの努力が承認されました。
VOLCOMのグローバルサプライチェーンVPであり、コンプライアンス・プログラム責任者の“Big Tony Alvarez”は、「大変光栄に思っています。これはサプライヤー、FLA、および社内のチームとの真のパートナーシップの証でした。関係するすべての人にとって勝利であり、我々はこの達成にとても興奮しています。」と語りました。
VOLCOMのコンプライアンス・プログラム(現在はP.A.S.S.と呼ばれています)は、2006年に最初の行動規範実施が始まって以来、着実に発展し、成熟しています。VOLCOMの P.A.S.S.チームは、「私たちが購入/生産する製品において、労働者の権利を犠牲にしてはならない」というFLAの理念に基づいて構築されています。彼らのメンバーシップにおける認識は、その信念を裏付けています。
VOLCOMの認定は、期間内の労働遵守システムおよび活動が、満足のいくものであるかどうかのFLA評価に基づいて、3年ごとに更新される予定です。