サスティナビリティーの”約束から実行”への旅は続く
Volcomの親会社であるKeringによる、グループ全体の2012年から2016年までのサスティナビリティ指標についてのレポートに基づき、Volcomは進捗及びこの先に歩んで行くべき道を見据えた詳細なプランを打ち出しました。これまで達成してきた数々の事柄を踏まえて、Volcomはサスティナビリティにおける優先事項の見直しと改善をし続け、進化したプログラム「New Future」を継続させていくこととなりました。
Volcomは2005年より努力を重ねてサスティナビリティーに尽力してきました。そして3年前にブランドとして、Keringが提唱するサスティナビリティ・コミットメントに同意し、目指すべき目標をアウトライン化しました。環境損益計算書(EP&L)への着手、排出ガスやゴミや水の使用量の削減、そしてVolcomのサーフィンイベントにおけるDeep Blue™による公認化等がそれに当たります。
以来、Volcomは4度に渡るEP&L分析をおこない、PVCの使用を商品から無くし、サスティナブルな素材をプロダクトに採用し、Volcom主催のメジャーなサーフィンイベントにおいては非営利団体であるSustainable SurfよりDeep Blue Surfing Event™の認可をいただきました。
EP&L分析を利用しKering社のサスティナビリティチームとパートナーシップを組み、Volcomは環境に負担の少ない商品開発の合理化を目指すという、価値のある取り組みに着手しています。こういったアプローチを重ねていく事こそがブランドの今後のサスティナビリティ戦略の道しるべとなり、New Futureプログラムがよりまとまりを帯びてきています。
New Futureプログラムは、「屈強な海を」「安定した気候を」「スマートな社会を」というVolcomのビジョンの元で360度評価されたサスティナビリティ計画であり、製造工程における社会的責任や環境への負担の数値化、貢献・還元を持って成立するものです。それはVolcomが見据える未来を意味します。
目標を刷新したうえで、Volcomは繊維レベルのソーシングに着目してリサイクルやオーガニック素材をこれまでより多く使い、ブランドが発信するメッセージと連動させるとともに、Volcom全社員への意識付けや製品の寿命を熟慮するようになりました。さらにVolcomは前サスティナビリティ部門の取締役であったDerek Saboriが立ち上げた新しいエージェンシー”The Underswell”と提携し、引き続きこの計画を推し進めていきます。
「我々の継続的な活動はさらに深みを増し、より意味のある進むべき道にハイライトを当てて、責任を持って商品開発をおこなっていく所存です。またEP&Lにおいても良い結果を導けるよう努力し、お客様に共鳴してもらえるよう努めていきます」と、Volcom社CEOのTodd Hymelはコメントしています。
Volcomは2014年に公正労働協会(Fair Labor Association)の会員になりました。その他サスティナビリティに関する情報はWEBサイト内の下記ページより発信されていきます。
http://www.volcom.jp/company/sustainability/